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岩手県の風水・地勢ガイド

岩手県の市区町村を、中国伝統風水の巒頭(形勢=地勢・地形)と防災・公的データから評価しました。市区町村を選ぶと、丁目ごとの形勢と賃貸物件が確認できます。

岩手県の地形と住まいの地の利

岩手県は北上盆地・北上川流域の低地、西の奥羽山脈、東の北上高地、そして複雑に入り組んだリアス海岸という、対照的な地形が同居する県です。盛岡から一関に続く北上低地帯は北上川と支流がつくった平野で、内陸は活断層、沿岸は津波という異なる災害特性を持ちます。住まいの地の利は、内陸の盆地・河岸段丘と、三陸沿岸の地形を分けて考えることが重要です。

北上低地帯と河岸段丘 — 内陸の成り立ち

盛岡・花巻・北上・奥州・一関と続く北上低地帯は、北上川とその支流(雫石川・猿ヶ石川・和賀川など)が運んだ土砂が堆積した低地と、それを縁取る河岸段丘から成ります。段丘面は一般に水はけが良く地盤も比較的安定しており、古くからの集落や市街地が立地してきました。

盛岡市は北上川・中津川・雫石川が合流する地点に開けた城下町で、合流部周辺の低地は浸水に注意が必要な一方、段丘上は地の利の良い土地として発展してきました。同じ市内でも段丘か氾濫原かで性質が分かれます。

活断層・地震・津波 — 岩手の災害の傾向

西の奥羽山脈沿いには活断層が分布し、内陸直下型地震の可能性が指摘されています。2008年の岩手・宮城内陸地震では奥羽山脈沿いで大規模な斜面崩壊が起き、山地・丘陵の地盤の弱さが顕在化しました。

三陸沿岸は世界有数のリアス海岸で、湾の奥ほど津波が高くなりやすい地形です。東日本大震災では宮古・釜石・大船渡・陸前高田などで甚大な津波被害を受け、その後は高台移転や防潮堤整備が進みました。沿岸で住まいを探す際は、津波浸水想定と避難の地の利が最重要になります。

住まい選びで見るべき地の利

内陸では、北上川や支流沿いの河岸段丘・台地が水はけと地盤の点で目安になります。氾濫原や旧河道、扇状地末端の低湿地は浸水・軟弱地盤のリスクが相対的に高く、注意が必要です。

沿岸では、標高と海・河口からの距離、そして避難先までの動線が地の利の核心です。リアス海岸では同じ市内でも湾ごとに津波の高さが異なるため、各地区の浸水想定を個別に確認することが欠かせません。豪雪・寒冷地でもあり、内陸の盆地は冷え込みが厳しい点も住み心地に関わります。

丁目単位で確かめる

岩手は内陸と沿岸で災害の質がまったく異なるため、丁目スケールで「段丘か低地か」「津波想定区域か高台か」を見極めることがとりわけ有効です。盛岡や一関のように川が集まる街では、合流部の低地と段丘の差が顕著です。

気になる丁目では、最新の洪水・土砂災害・津波の各ハザードマップと国土地理院の地形図を必ず重ね、現地で高低差や避難経路、過去の地形を確認してください。

岩手県の住まい・地形 Q&A

盛岡市内で地盤の良い場所を探すコツはありますか?

北上川・中津川・雫石川の合流部周辺の低地より、河岸段丘の上にあたるエリアの方が一般に水はけが良く地盤も安定的とされます。ただし段丘の縁や盛土部では条件が変わるため、丁目単位の地形図と地盤情報の確認をおすすめします。

三陸沿岸で賃貸を探すとき、何を最優先に見ればよいですか?

津波ハザードマップでの浸水想定区域と、標高・海や河口からの距離、避難場所までの経路を最優先に確認してください。リアス海岸では湾ごとに津波の高さが変わるため、その地区固有の想定を見ることが重要です。

内陸の地震リスクはどう考えればよいですか?

奥羽山脈沿いには活断層があり内陸直下型地震の可能性が指摘されています。山地・丘陵の急斜面や谷埋め盛土は揺れや崩壊に弱いことがあるため、土砂災害ハザードマップと地形を確認したうえで判断するとよいでしょう。

市区町村一覧(33件)

※ 形勢(風水)は地勢・地形・防災に基づく参考情報です。災害リスクは公的ハザード情報に基づく概況で、最新でない場合があります。最終的なご判断は現地確認のうえでお願いします。