形勢(風水)評価の方法とデータ出典
地の利マップは、全国の丁目(町丁目)ごとに「形勢(けいせい=地勢・地形)」を評価し、地図上に重ねて表示しています。 このページでは、その評価の考え方・指標・データ出典・限界を公開します。占い・鑑定ではなく、公的データに基づく地理的な評価であることを、透明性をもってお示しするためのものです。
評価の考え方
中国伝統風水は、土地の地形を見る「巒頭(らんとう=形勢)」と、方位・時期を見る「理気」に大別されます。 当サイトが扱うのは前者の形勢だけです。山(背後の高まり)に守られ、水(前方の低地・川)が穏やかに巡り、 風が乱れず気が留まる地形=「蔵風聚気(ぞうふうじゅき)」を良地とする経験則は、 現代の言葉に直せば「地盤が安定し・水はけがよく・災害リスクが低く・住み心地のよい土地」とよく重なります。 当サイトは、この重なりを検証できる公的データで裏づけて評価します。
評価に使う指標とデータ出典
| 微地形(地形分類) | 台地・扇状地・自然堤防など水はけと安定性に優れる地形か、後背湿地・谷底低地・旧河道など水が滞りやすい地形か。形勢(巒頭)で最も重視する土台です。 出典: 国土地理院 地形分類・地理空間情報 |
|---|---|
| 標高・高低差 | 周囲より高く乾いた土地(高燥)は浸水に強い傾向。標高そのものに加え、周辺との高低差(微地形)を見ます。 出典: 国土地理院 標高データ |
| 地盤(平均S波速度 AVS) | 表層地盤の固さの目安。値が大きいほど固く、地震時に揺れが増幅しにくい傾向です。軟弱地盤は液状化にも注意。 出典: 防災科学技術研究所ほか公的地盤データ |
| 災害ハザード(洪水・高潮/津波・土砂) | 各想定区域に含まれるかを確認します。3つすべて想定区域外の丁目を「災害に強い街」として別途ランキング化しています。 出典: 国・自治体の公的ハザード情報 |
| 水・緑・幹線(四神相応) | 前方の水(朱雀)、左の緑地(青龍)、右の幹線・施設(白虎)、背後の高まり(玄武)という地形バランスの見立て。採光・静穏・安心感に通じます。 出典: 国土地理院 地理空間情報・公開地図 |
評価記号の意味
各丁目の総合的な地勢を、5段階の評定記号で表します(★のような満足度評価ではなく、地形の堅実さの目安です)。
| ◎ 堅実 | 地形・地盤・防災のバランスが堅実で、形勢上の安定が高い。 |
|---|---|
| ○ 概ね良 | おおむね良好。大きな弱点が少なく安心しやすい。 |
| ◐ 中庸 | 中庸。良い面と留意点が混在し、条件次第。 |
| △ 弱点あり | 弱点あり。地形・地盤・災害のいずれかに留意が必要。 |
| ✕ 要警戒 | 要警戒。地勢上のリスクが相対的に大きく、現地・公的情報での確認を特に推奨。 |
評価が低い丁目も「住んではいけない」という意味ではありません。弱点を把握し、備え(化解)や物件側の対策で補えることも多くあります。各丁目ページに具体的な備えを併記しています。
「災害に強い街」の基準
洪水・高潮/津波・土砂災害の3つの公的ハザードがいずれも想定区域外の丁目を抽出し、災害に強い街ランキングとしてまとめています。 「想定区域外」は相対的にリスクが低い目安であり、絶対的な安全を保証するものではありません。
この評価でしないこと(限界)
- 方位・坐向・鬼門・吉日は扱いません。これらは住む人・建物・時期で変わる個別判断(理気)で、エリア(丁目)評価には含めていません。
- 運勢・吉凶の断定や、特定の効果・利益の保証はしません。金運・恋愛運などの占い的な約束はいたしません。
- 投資・取引の助言ではありません。資産価値や値上がりを示すものではありません。
- 災害が起きないことの保証ではありません。ハザード情報は公的資料に基づく概況で、最新でない場合や、想定を超える事象が起こり得ます。
- 丁目(エリア)単位の評価です。同じ丁目内でも個々の土地・建物で条件は異なります。最終判断は必ず最新の公的ハザードマップと現地確認のうえで行ってください。
編集・評価の方針
- 評価は公的データと伝統風水(形勢)の考え方に基づき、中立的な言葉で記述します。
- 不安を煽る表現や、占い的な断定・開運の約束を用いません。
- データ出典を明示し、限界を隠しません。誤りが判明した場合は修正します。
- 地形・防災データは随時更新します(更新により評価が変わることがあります)。
データ出典(一覧)
- 国土地理院(地形・標高などの地理空間情報)
- 国・自治体等が公開する防災ハザード情報
- 総務省統計局「国勢調査」(人口・地域統計)
- 鉄道データ: station_database(CC BY 4.0)
- 物件情報: 各不動産情報サイトの公開情報
運営
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