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茨城県の風水・地勢ガイド

茨城県の市区町村を、中国伝統風水の巒頭(形勢=地勢・地形)と防災・公的データから評価しました。市区町村を選ぶと、丁目ごとの形勢と賃貸物件が確認できます。

茨城県の地形と住まいの地の利

茨城県は、関東平野の北東部に広がる平坦な台地と低地、そして県北の阿武隈山地南端から太平洋岸までを抱える、起伏に富んだ県です。霞ヶ浦・北浦という日本第2位の広さの湖沼群と、利根川・那珂川・久慈川が刻む沖積低地、そして常総台地・行方台地などの関東ローム層に覆われた台地が、地の利を大きく分けています。

茨城の地形の成り立ち —— 台地・低地・県北の山地

県の中央から南部にかけては、関東ローム層に覆われた常総台地・行方台地・稲敷台地などの洪積台地が広がります。これらは火山灰起源の赤土が堆積した安定した地盤で、古くから集落や畑作地が乗ってきた、いわば茨城の住まいの背骨にあたる地形です。

一方、利根川・小貝川・鬼怒川が合流する県南西部や、那珂川・久慈川の下流域は、川が運んだ砂や泥が積もった沖積低地です。水はけや海抜の点で台地とは性格が異なります。県北の高萩・北茨城方面は阿武隈山地の南端にあたり、山がそのまま海へ落ち込む地形で、平地が限られます。

地盤と災害の傾向 —— 霞ヶ浦周辺の低地と河川の氾濫

霞ヶ浦・北浦の周囲や利根川・鬼怒川沿いの低地は、標高が低く地下水位も高いため、大雨時の内水・外水氾濫や、地震時の液状化が起こりやすい傾向があります。2015年の関東・東北豪雨では鬼怒川の堤防が決壊し、常総市で広域の浸水が発生したことは記憶に新しいところです。

これに対して台地上は相対的に浸水・液状化のリスクが低く、地の利の面で安定します。ただし台地でも谷地(やち)と呼ばれる細い谷の埋め立て地や、台地の縁(へり)の急傾斜地では、雨水の集まりやがけ崩れに注意が必要です。茨城県沖は地震活動も活発で、揺れやすさは地盤次第で大きく変わります。

住まい選びで見るべき茨城の地の利

つくば・土浦・水戸・ひたちなかといった主要エリアでも、同じ市内で台地と低地が入り組んでいます。住まいを選ぶときは、まず国土地理院の地形図や色別標高図で、その場所が台地の上か、川沿い・湖沿いの低地かを確かめるのが第一歩です。

あわせて、各市町村が公開する洪水・内水・地震(揺れやすさ・液状化)ハザードマップを必ず重ね合わせてください。同じ駅の徒歩圏でも、台地側か低地側かで水害リスクや地盤の安定性は大きく異なります。新しい盛土の造成地では、地盤の締まり方や排水計画も確認しておくと安心です。

丁目単位で確かめる —— 台地と低地の境目

茨城は台地と低地の境界が細かく入り組むため、市区町村単位では「地の利」が見えにくく、丁目(小地域)の解像度で見ることが欠かせません。同じ町名でも、台地寄りの丁目と川寄りの丁目で標高や水はけがまったく違うことが珍しくありません。

最新の地形図とハザードマップを確認したうえで、気になる土地は実際に歩き、雨上がりの水たまりの残り方や周囲との高低差、過去の浸水跡なども現地で確かめることをおすすめします。

茨城県の住まい・地形 Q&A

つくば市と土浦市では地盤の安定性に違いはありますか?

つくば市は筑波山麓から続く稲敷台地・常総台地の上に市街地の多くが乗り、相対的に地盤が安定したエリアが広い傾向です。土浦市は霞ヶ浦に面し、湖岸や桜川沿いに低地が広がるため、低地側では浸水・液状化に注意が要ります。いずれも同一市内で差が大きいので、丁目ごとに地形図とハザードマップで確認してください。

霞ヶ浦の近くに住むのは地の利の面で避けるべきですか?

湖の眺望や水辺の環境は大きな魅力ですが、湖岸の低地は標高が低く、内水氾濫や液状化のリスクが相対的に高い場所もあります。避けるべきと一概には言えず、土地ごとの標高・地盤・ハザード指定を確認し、建物の構造や避難経路も含めて総合的に判断することが大切です。

鬼怒川・小貝川沿いは今も水害リスクが高いのですか?

2015年の決壊を受けて堤防の強化や河川改修が進められていますが、低地という地形そのものの性質は変わりません。最新の洪水ハザードマップで想定浸水深と浸水範囲を必ず確認し、リスクを正しく把握したうえで選ぶことをおすすめします。過度に不安になる必要はありませんが、備えは欠かせません。

市区町村一覧(44件)

※ 形勢(風水)は地勢・地形・防災に基づく参考情報です。災害リスクは公的ハザード情報に基づく概況で、最新でない場合があります。最終的なご判断は現地確認のうえでお願いします。